冬眠注意

地球の子3号

2009年02月15日 11:30

フクロモモンガは寒い季節に死んだように冷たく硬くなって動かなくなることがあります。
一時的に冬眠状態になっているだけで生きています。
手のひらに乗せて暖めると10分ぐらいで動き始めます。活動を始めるまでは15分~1時間くらい掛かります。無理に起こしたり暖房やドライヤー等で急激に暖めるとかなり危険です。死んでしまいます。

ペットとして飼われているフクロモモンガは暖かい地方原産の子孫です。寒さは苦手ですが一時的な寒さにはかなりの耐性があります。寒い時間帯は冬眠状態でやり過ごします。小さな動物はこのような生態を持つものがあり、鳥の仲間ですが体の小さなハチドリも夜間は冬眠状態で過ごすものもいます。
以前タスマニア島の個体(ペットのフクロモモンガとは個体群レベル以上の違いがあると思う)は雪が積もっているような場所で活動しているのをテレビで見ました。うちのチビ共も10℃を下回る部屋でも普通に活動します。(飼育環境は20℃前後に保っています。)が、このまま寒いところで寝てしまうと冬眠状態になります。

以前フクロモモンガが冬眠状態になることを知らなくて埋葬してしまった話を聞きました。
寒い季節は注意してください。



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